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ルーネンバーグ郡 (バージニア州) : ウィキペディア日本語版
ルーネンバーグ郡 (バージニア州)[るーねんばーぐぐん]

ルーネンバーグ郡()は、アメリカ合衆国バージニア州の中央部南に位置するである。2010年国勢調査での人口は12,914人であり、2000年の13,146人から1.8%減少した〔Quickfacts.census.gov - Lunenburg County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地国勢調査指定地域ルーネンバーグ(人口165人〔American FactFinder - Lunenburg, Virginia - accessed 2011-12-06.〕)であり、同郡で人口最大の町はビクトリア町(人口1,725人〔American FactFinder - Victoria, Virginia - accessed 2011-12-06.〕)である。
== 歴史 ==
ルーネンバーグ郡は1746年5月1日、ブランズウィック郡から分離して設立された。郡名はドイツのブランズウィック=リューネバーグ公国から採られており、イギリスハノーヴァー朝の王がブラウンシュヴァイク=リューネブルク公を兼ねていたからだった。南北戦争に向かう時代に「古き自由州」という渾名があった。これは、もしノースカロライナ州アメリカ連合国に加盟しなかった場合には、ルーネンバーグ郡がバージニア州と袂を分かち、ノースカロライナ州に加わる可能性があったからだった。
ルーネンバーグ郡の初期開拓者の中にキングウィリアム郡生まれのウィリアム・テイラーがいた。その父はバージニア生まれで、イングランドトリニティ・カレッジで教育を受けた〔Admissions to the College of St. John the Evangelist in the University of Cambridge, Part III, Robert Forsyth Scott, The University Press, Cambridge, 1903 英国教会の牧師のダニエル・テイラーであり、母はアリス・リトルページ・テイラーだった。ウィリアム・テイラーは、ウィリアムズバーグのベンジャミン・ウォラーの娘、マーサ・ウォラーと結婚した〔Listing: "Rev. Daniel Taylor" , ''Virginia Magazine of History and Biography,'' Vol. VIII, Virginia Historical Society, Printed by William Ellis Jones, Richmond, Va., 1901〕。
1760年、テイラーはルーネンバーグ郡で3つの隣接する土地、総面積827エーカー (3.35 km2) を購入した。間もなく郡の指導的な者となり、1765年から1768年には郡を代表してバージニア州下院議員を務めた〔Lyon Gardiner Tyler, ''Encyclopedia of Virginia Biography'', Vol. I , Lewis Historical Publishing Company, New York, 1915〕。1765年にはパトリック・ヘンリーの提案したバージニア決議に賛成票を投じた〔At his death in 1820, a Richmond newspaper noted in its obituary of William Taylor that he was the last man known to be alive who had heard Patrick Henry's famous "Give me liberty or give me death" speech in the Virginia House of Burgesses.〕。テイラーは郡事務官を51年間(1763年-1814年)務めた。
テイラーの郡事務官としての後任は息子のヘンリーが就き、1814年から1846年まで32年間務めた。もう一人の息子ウォラー・テイラー将軍は郡を代表してバージニア州下院議員を務め、その後インディアナ州ビンセンズに移転した。ウォラーはそこで判事となり、その後の米英戦争ではウィリアム・ハリソン将軍の下でアメリカ陸軍の副参謀を務めた。インディアナが州に昇格すると、1816年から1825年まで同州選出初代アメリカ合衆国上院議員の一人となった。ウォラーは1826年にルーネンバーグ郡の親戚の家を訪ねている時に死んだ〔Pattie B. Seay, ''Survey Report, The Taylor Cemetery'' , Library of Virginia Digital Collection〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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